意外と知らない保険のこと

 

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保険に加入する際の加入条件とは 2018.07.06保険のこと

保険に加入する際の加入条件とは

生命保険は誰でも加入できるわけではありません。基本的に加入するための審査があり、これに通らないと希望していても加入することはできません。あまり知られていませんが、生命保険へ加入を希望しているのに加入できないケースは意外と多くあります。そのため、加入するための条件がどのようなものか知っておくことが重要になります。


生命保険に加入する際の審査

生命保険は加入者がお金を出し合い、万が一の事態が起こった人を助けることを目的とした、相互扶助の仕組みでできています。そのため、生命保険会社は加入者の公平性を保たなければいけませんので、加入者には審査を設けています。加入時の基本的な審査は、加入者の健康状態、職業、道徳上の審査が行われます。


加入できない人の特徴

生命保険に加入できない人を簡単に言うと、“リスクが高い人”です。つまり、既に病気になっている人やこれから病気や怪我になる可能性が高い人などのことです。具体例を挙げると、「過去5年以内に入院・手術したことがある人」や、「健康診断で高血圧症、高脂血症、高尿酸血症と指摘された人」、「適正値を超えている肥満状態の人」、など場合によって加入できない可能性があります。


万が一嘘をついて加入した場合

生命保険に加入する際は、告知義務があります。告知義務とは、生命保険契約を結ぶ際に必要な病歴や健康状態などの重要な告知を求めている事項について、保険契約者または被保険者は事実を告げなければいけないと決められた約束です。つまり、審査時に嘘をついて加入してはいけないという取り決めのことです。もし、故意に嘘をついて加入し告知義務に反した場合、保険会社は契約締結から5年間契約解除することができます。また、当然ながら保険金は支払われません。


一般的な保険へ加入が難しい人に向けた保険

では、審査が通らない人は生命保険に加入することができないのでしょうか。実は一般的な保険への加入が難しい人向けの保険があります。「無選択型」や「引受基準緩和型」と呼ばれるタイプの保険です。「無選択型」の保険は、健康状態に関係なく、誰でも加入することができます。「引受基準緩和型」の保険は、無条件ではないが引受基準が緩くなっており、持病を持っている方でも入りやすくなっているものです。 また、現在の一般的な保険も昔に比べて審査基準が緩和されている傾向がありますので、一度断られた方でも加入できる可能性があります。少し条件が厳しくても諦めずに加入できる生命保険を探してください。