
終身保険の特徴と加入する際のポイント
「生命保険に加入するなら、終身保険がいい!」なんて思っている方は少なくないと思います。確かに、終身保険は貯蓄性もあり、保障が一生涯の保険ですので大きな魅力があるものです。しかし、終身保険は定期保険等と較べると保険料が高額になります。周りの人から勧められたと言って、何となく加入してしまうと後で後悔しかねません。そうならないためにも、今回は終身保険の特徴について見ていきたいと思います。終身保険の特徴
終身保険は、保障が一生涯続くことが魅力となっている保険です。いわゆる掛け捨て型の定期保険とは異なり、いくら長生きをしても死亡すれば必ず保険金を受け取ることが出来ます。葬儀代や被保険者の死亡後に必要な家族の生活費などを確保することができ、遺族保障としても頼りになる保険です。ただし、一生涯の保障に加えて貯蓄性もあることから、保険料は高くなります。解約返戻金は他の保険種類に比べて高いものの、契約時から間もない短期間での解約は少額になってしまうなど注意しなければならないこともあります。
終身保険に向いている人
①一生涯の保障が欲しい方や遺族に対して現金を確実に残したい方
高齢になるにつれて病気や怪我のリスクは高まります。終身保険は保障が一生涯続くので、遺族は必ず保険金を受け取ることができます。そういう意味では遺族に確実に現金を残したい方に向いている保険です。
②保障も欲しいが老後の資金としても活用したいという方
終身保険は一生涯の保障だけではなく、貯蓄性も高い保険です。積み立てられた資金の範囲内で貸付けが受けられます。また、年数を経ての解約返戻率も高いので老後の生活資金として活用することができます。掛け捨てはもったいないと考える方や、不意の出費にも備えたいと考える方に適した保険だと言えます。