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保険金の請求方法 2019.07.12保険のこと

保険金の請求方法

生命保険に加入している方は多くいらっしゃると思います。しかし、肝心の保険金をどのように請求すればいいのか、わからないもいると思います。 そこで今回は、保険金の請求方法について簡単にお伝えしていきたいと思います。

保険金は勝手には支払われない
まず、請求の前に生命保険に加入している方がよく勘違いしていることがあります。それは保険金が勝手に支払われると思っていることです。被保険者の方が亡くなった際に、生命保険会社から連絡が来て、保険金の支払いが行われることはありません。生命保険会社側からすると、契約者は多くおり一人一人の安否を把握することは不可能に近いのです。保険金は契約者側から請求しなければ支払われることはありません。

請求方法とは
では、保険金の請求方法はどのようにすればいいのでしょうか。まずは、被保険者が亡くなったことを生命保険会社に連絡しましょう。連絡する際は、直接生命保険会社に連絡を取る方法でもいいですし、担当者の方に連絡するでもどちらでも構いません。また、連絡する際には保険証券を手持ちに用意しておきましょう。保険証券に書かれている、保険の契約者氏名・被保険者の氏名・保険証券の番号が必要になるので、事前に確認しておくとスムーズになります。

生命保険会社に連絡しますと、生命保険から請求に必要な書類や用紙が送られてきますので、生命保険会社の指示に従って記入し手続きを済ませることで、保険金の請求をすることができます。

必要な書類や用紙を送ってからは生命保険会社の調査が始まります。基本的には問題がなければ5日以内に保険金が支払われます。もし、調査に時間がかかる場合は1週間程度かかることもありますので、注意しておきましょう。

請求は3年以内に必ず行う
契約者が保険金の請求をしなければいけませんが、請求には期限があります。保険金の請求期限は、保険法中に3年で消滅すると定められており、各生命保険会社の保険約款にも3年と定められています。したがって、保険金の請求は3年以内に行う必要があります。ただし、必ずしも3年以内でなければいけないわけではありま線。例えば、親が生命保険に加入していることを誰も知らず、亡くなってから3年後に保険証券が出てきて、その時初めて保険への加入の事実を知った場合などは、3年経っていたとしても請求することができる可能性があります。保険金の請求をし忘れていたり、後から契約の事実を知ったりとする場合は、諦めずにまずは生命保険会社に連絡してみてください。