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保険料の見直しをする際の注意点とポイント 2018.10.26保険のこと

保険料の見直しをする際の注意点とポイント

万が一に備えて、多くの方が保険に加入していると思いますが、その中に保険料が高いと感じたり、生活の負担になっていると感じたりして保険を見直したいと思っている方、いませんか。そこで今回は、保険料の負担が大きいと感じた時にどのような見直しをすればいいのか、保険の見直しについて考えていきたいと思います。


保険料が高く生活費の負担が大きいと感じたら

支払っている保険料が負担に感じてきたり、保険料が高いと感じ保険を見直したいと思った時、安易に今の保険を解約しないでください。生命保険はその性質上加入する年齢が上がるにつれ、加入審査が厳しく、保険料が高くなっていくのが通例です。もし、若いうちから加入していた保険を解約した場合、新規で契約しようとすると以前より高くなってしまうことも十分にありえます。また、生活費の支払いがきついからといって、真っ先に保険を削ろうとするのは危険な考え方です。保険は万が一に備えて加入しているはずですし、貯蓄性のあるものは資産になります。保険料が高いからといって削ろうとすることは、緊急時に対応できなかったり、損したりすることに繋がり後悔する原因にもなります。まずは保険料以外で削れる部分がないか、一度家計を見直してください。もし、それでもダメな場合は保険料を削ることも検討してみましょう。その時は、今の保険の保障内容が現在時点でも本当に適正なものなのかを判断基準にすると良いでしょう。


保険を見直す時の注意点

保険を見直すことになった時に注意してもらいたいことがあります。一つ目は今の保険を解約して、新規で保険に加入する場合です。これは先ほども少し触れましたが、保険は加入する年齢が高くなるにつれ、加入することが難しくなり、なおかつ保険料も高くなっていきます。以前は健康体でなんなく加入できたとしても、今も同じように加入できるとは限りません。そのため、解約して見直す場合は注意が必要です。二つ目は、終身保険から定期保険に変更する場合です。終身保険より定期保険の方が保険料は安いので、変更することで保険料を抑えることができるかもしれません。ただ、定期保険は保障期間が一生涯ではなく、掛け捨ての保険だということです。契約を更新して期間を延長させることができますが、保険料は更新する度に倍々に増えていきます。また、解約返戻金もほとんど期待できません。そのため、一時の負担を軽減することはできますが、トータル的に見たら逆に負担が大きくなってしまうこともあります。定期保険に変更する際は、その意味をしっかりと理解してください。


負担に感じたらまずはプロに相談しよう

保険料を減らす方法にはいくつかありますが、基本的には要らない保障内容を削ることで保険料を安くすることができます。そのため、保険を見直す時は、加入している保険の保障内容で必要のない保障・特約はついていないか、他の保険の保障と重複してはないかなどを確認してください。自分にとって必要な保障の選択に迷う場合は、保険のプロに相談するようにしましょう。ライフシミュレーションといって、現状を分析して将来を予想しながら自分に適した保険を設計していくという方法もあります。保険料が生活の負担になっていると感じたら、まずは保険のプロに相談してはどうでしょうか。