
終身保険の保険料の払い込み期間について
終身保険に加入する際に、払い込み期間に注目して加入する人はどの程度いらっしゃるでしょうか。払い込み期間はその名の通り保険料を払い込む期間、年数のことですが、払い込み期間には特徴があり、期間によって保険料も変わってきますので、終身保険に加入する際は、どの払い込み期間が自分に適しているか確認する必要があります。今回は主な3タイプの払い込み期間について見ていきたいと思います。終身払い込みタイプについて
まずは終身払い込みタイプです。こちらは一生涯の保障を受けるために、保険料も一生涯払い続けるというものです。特徴としては、払い込み期間が一番長いタイプですので、毎月の保険料が安いということが挙げられます。ただ、定年した後も保険料を払い続けなければいけなかったり、トータルで見たら保険金額より払い込んだ保険料の方が多くなったりしてしまうこともあります。そのため、保険料は安くても払い込み期間が長くなる若い方には、あまり向いていないかも知れません。
有期払い込み終身タイプについて
有期払い込み終身タイプは、60歳・65歳・70歳までなどと、保険料の払い込み期間を決めて払うタイプのものです。こちらのタイプは加入した歳から払い込み終了の歳までの期間で毎月の保険料が決まります。特徴としては、払い込み期間までは毎月保険料を払いますが、期間が過ぎた後は保険料を払わなくて良くなるので、老後の生活の負担を軽減することができます。ただ、決められた期間内に保険料を払い込み終えないといけないので、加入から払い込み終了のまでの期間が短い場合は毎月の保険料が高くなる傾向がありますので、注意が必要になります。払い込み期間は60歳・65歳・70歳・75歳など、条件はありますが何通りか選べるようになっているのが一般的です。
一時払い込みタイプについて
最後の3タイプ目は、一時払い込みタイプです。こちらは加入時に将来の保険料を一度にまとめて支払うものです。そのため、トータルでの保険料が一番安くなるということが特徴です。他にも一度払ってしまえばその後はお金の心配をせずに一生涯の保障が得られるので、長く安心できるということがメリットとして挙げられます。ただ、一度で将来の保険料を払い込むということは、最初に多額の資金が必要になるということでもあります。保険料が安くなるからといって無理して払い込んで、生活に支障が出てくるようではもともこもありません。払い込んだ後の生活をしっかりと考えた上で、お金に余裕がある場合のみ利用するようにしたら良いでしょう。