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生命保険は必要? 2018.09.14保険のこと

生命保険は必要?

生命保険文化センターの「生活保障に関する調査(平成28年12月発行)」によると、日本国内で生命保険に加入している人は男性80.6%、女性81.3%となっており、8割強の人が生命保険に加入しています。このデータからも実に多くの人が生命保険に加入していることがわかります。しかし、この中で深く考えて生命保険に加入している人はどれくらいいるでしょうか。生命保険を考える上でのポイントについて見ていきたいと思います。


生命保険の役割

生死に関わる病気や怪我をした場合、高額な治療費がかかり、死亡した場合は残された遺族への生活資金等が必要となります。生命保険は、万が一の病気や怪我、死亡に備えて加入し、いざという時に必要な資金(保険金)を確保するものです。また、種類によっては貯蓄性の高いものもあるので、老後の生活資金を確保することもできます。生きていく上で備えがあると、万が一の時に対応することができるので安心感を得ることができます。保障を得るためには保険料を支払う必要がありますが、その分不安要素を取り除くことができます。生命保険は安心、安定した生活をしていく上での必要経費です。

加入目的に見合った保険の種類と金額を設定する

生命保険は必要ですが、ただ闇雲に加入すればいいというものではありません。深く考えずに軽い気持ちで加入してしまうと、後悔する原因になります。生命保険で失敗しないためのコツは、加入目的を明確にし、自分に適した保険を選ぶことです。生命保険は「定期・終身・養老」と3種類の保険があります。それらの特徴を知り、いつまでに、どれくらい、どんな保障が欲しいのか、加入前にしっかりと考えることが大切です。

① 定期はいわゆる掛け捨て型で一定期間の間安い保険料で保障を得ることができる保険です。
② 終身保険の保険料は定期保険に比べ割高ですが、一生涯の保障で解約返戻金も高く貯蓄性がある保険です。
③ 養老保険はこちらも保険料は高額になりますが満期保険金があるので生死問わず必ず保険金が受け取ることができ、解約返戻金も高い非常に貯蓄性の高い保険です。

迷ったらまずはプロに話を聞いてみましょう

自分に適した保険を選ぶために一人で考えると、迷ったり悩んだりしてしまうこともあります。ある程度加入する目的が決まっている場合は、プロに相談してください。ライフシミュレーションといって、客観的にステージごとに必要なお金を洗い出し、人生設計をすることができるツールもあります。相談することでそうしたツールを活用しながら自分に適した保険を選ぶこともできますので、迷ったらまずはプロに相談してみましょう。