意外と知らない保険のこと

 

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医療保険に加入する際に必要な視点 2018.08.31保険のこと

医療保険に加入する際に必要な視点

日本は国民皆保険として、国民全員に医療保険への加入を義務付けています。公的な医療保険だけではなく、民間の医療保険に加入する人も多くいます。医療保険は、保険会社によって様々なタイプがあるため、どの医療保険に加入すればいいのかわからない方もいると思います。加入する際の参考になるように、医療保険にはどんなものがあるのか確認しておきましょう。


医療保険は2種類のタイプがある

まず、医療保険には2種類のタイプがあることはご存知でしょうか。主契約型の医療保険と、特約型の医療保険の2つです。主契約型の医療保険は、医療保障自体が主契約となっている保険のことです。特約型の医療保険は、主契約となる生命保険に特約として医療保障を付加するものです。この2つの違いは様々ありますが、主な点は「保険期間の違い」になります。主契約型は、自分で保険期間を選ぶことができ、特約型は主契約の保険期間満了時や主契約の保障で保険金を受け取りと同時に終了したりします。生命保険の特約が整理・縮減されてきている背景もあり、最近では主契約型の医療保険が主流となってきています。

どんな医療保障が欲しいかを考える

自分にあった医療保険を考えるには医療保険に加入する目的を明確にすることが大切です。つまり、どのような医療保障が欲しいのかということです。各社のパンフレットやHPなどを見てもらえばわかると思いますが、実に様々な保障内容の保険が販売されています。自分が必要とする保障内容を明確にせずに選ぶと、保障範囲が必要以上に広がってしまったりして、保険選びで失敗する可能性が高くなります。医療保険に加入する際は、なぜ加入するのか、どんな保障が欲しいのかを明確にするようにしましょう。

最近の医療保険の傾向とは

現在の医療保険の主流は主契約型となっています。そして、主契約型の医療保険は病気・ケガの入院を保障するベーシックな医療保険から、広範囲のカバーしている医療保険や、がん・3大疾病など特有の病気に罹った場合に保障を厚くする保険など、多くのタイプがあります。最近では、払い込んだ保険料の使わなかった分が戻ってくる保険や持病を持っている人でも加入することができる引受基準緩和型の保険など、従来の特約型の医療保険にはなかった新しいタイプのものが販売されています。また、主契約である医療保障に様々な特約をカスタマイズできる保険などもあり、より細かく自分のニーズにあった保険に加入することができます。以前自分にあった保険がないということで医療保険加入を諦めていた人は、保険会社や保険代理店などに相談してみると良いでしょう。