意外と知らない保険のこと

 

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死亡リスクより”長生きリスク”に備える時代へ 2018.07.27保険のこと将来のこと

死亡リスクより”長生きリスク”に備える時代へ

2016年の日本人の平均寿命は男性が80.98歳、女性が87.14歳と発表されています。(公益財団法人 生命保険文化センター) 戦後まもない頃の日本人の寿命は50歳程度でした。 このように、現在の社会では医療技術の発達により、長生きすることが当たり前の世の中になってきました。 しかし、それに伴い長生きするリスクが発生しています。 そのため生命保険に加入する際、長生きリスクに備えて加入することも大切になっています。


医療技術の発達により長生きすることがリスクに

長生きすることは経済的なリスクが大きくなることでもあります。 というのも、年齢が上がるにつれて病気や怪我のリスクは高まっていき、治療費や医療費、または介護費などがかかる可能性が高くなっていくからです。 医療技術の発達により人生を長く楽しむことができるようになりました。 しかし、貯蓄がなければ生活に困ってしまうリスクもあります。 長生きすることは嬉しいことですが、リスクもあるということを理解する必要があるのです。


生命保険の変化

生命保険は一般的に死亡保障に備えるもの、というイメージがあると思いますが生命保険は時代の変化に合わせて日々進化をしています。 最近では、長生きによるリスクに備えた生命保険が続々と登場してきています。 例を挙げると、介護や障害になった時の保障を手厚くしたものや、終身型の医療保険やがん保険などです。 医療技術の進歩は、生命保険の進化に繋がります。 安心して長生きできるように、生命保険も変化してきていることを覚えておきましょう。


長生きに備えて保険の見直しを

長生きすることのリスクとして、老後の資金が今まで以上に必要になることが挙げられます。 高齢になれば病気や怪我のリスクが高まるので、それに伴い入院費や通院費がかかるようになります。また、介護施設に入所するにしても、費用は年間数百万するところもあります。 そのため、長生きに備えて老後の資金をしっかりと確保していなければ、生活に困ってしまうことになります。 今の公的年金の受給額では生活ができない人もたくさんいます。 長生きするリスクをしっかりと考え、備えることが大切になります。 既に生命保険に加入している人は、今の保障で長生きした時は大丈夫か確認した方が良いでしょう。 自分でわからない人は保険の専門家に相談してください。 安心した老後生活を過ごすためにも、一度長生きリスクについて考えてはどうでしょうか。