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こんな時どうすれば?保険料を支払えなくなった時の4つの対処法 2018.07.10保険のこと

こんな時どうすれば?保険料を支払えなくなった時の4つの対処法

生命保険に加入していたが、一時的な失業や経済的な理由など、何らかの事情で保険料が払えなくなってしまった場合、どのようにすれば良いのか知っておく必要があります。

保険料が払えなくなってもすぐに解約しないこと
保険料が払えなくなっても、すぐに生命保険を解約してはいけません。 生命保険は加入時の年齢で保険料が決まります。そのため、若いうちに加入した保険の保険料は現在の年齢で加入するより安くなっています。 また、健康状態の告知で加入出来なくなる可能性もあります。 解約は最終手段として残しておき、保険を継続する方法を考えましょう。


支払えなくなった時の4つの対処法
保険を継続するための4つの対処方法です。

1.自動振替貸付

自動振替貸付とは、保険料の払い込みが猶予期間を過ぎた場合に、積み立てられている解約返戻金の範囲内で保険料を自動的に振替えてくれる制度です。 ただし、解約返戻金があるタイプの保険に限られます。

2.保険金額の減額

保険金額の減額は、名前の通り保険金額を減らして、支払保険料を減額するものです。すべて解約しなくて良くなりますが、一部保障部分を解約しなければいけないので、この方法をとる場合はどれを残すべきかしっかり検討する必要があります。

3.払済保険への変更

払済保険への変更とは、保険料の払い込みを中止して、現在までに積み立てた解約返戻金を元の契約の保険期間を変えずに、同じ種類の保険料払込済の保険に変更する制度です。払済保険へ変更すると保険料を負担せず、また保険期間を確保することもできますが、保険金額は再計算され減額します。いざという時に欲しい金額を確保できるか入念に確認しましょう。

4.延長定期保険

延長定期保険とは、保険料の払い込みを中止して、解約返戻金を定期保険に変更する制度です。定期保険は保険期間内に死亡した場合のみ保険金が支払われるため、現金を残しておきたい方は注意してください。